バルクオム シャンプーの匂い:口コミ273件で評価が割れる理由

バルクオム シャンプーの匂い:口コミ273件で評価が割れる理由 シャンプー

バルクオム THE SHAMPOO について、Amazonに投稿された本文つきレビューは273件あります。そのうち香りや匂いに触れているのは180件前後で、この商品のレビューは3分の2近くが匂いの話です。

ところが、その180件あまりは同じ方向を向いていません。強すぎるという声と、まったくしないという声が同じ商品に並びます。この記事では、なぜそうなるのかを順に見ていきます。

✔︎ この記事でわかること

  • 匂いの強さの評価が、正反対に割れていること
  • 持続時間の申告が2〜3日から2時間まで開いていること
  • 割れ方の分かれ目として、投稿者自身が挙げているもの
  • 評価4.2が、いつの時期の評価なのか

この記事の作り方

  • データ取得日:2026年9月8日
  • 対象:Amazonのこの商品に投稿された本文つきレビュー273件(★5が138件/★4が59件/★3が35件/★2が15件/★1が26件)
  • 母数:273件
  • 見た軸:香りの強さ/持続時間/香りの系統の呼ばれ方/投稿の時期/容器
  • 除外したレビュー:配送・梱包・ショップ対応、価格の安い高い。出品が変わると成り立たないため

強すぎるという声と、まったくしないという声が並ぶ

まず、強さの評価が正面から食い違います。

★4「かなり強めで朝シャンプーして夕方とかでも全然匂いが残ってます」

★2「友達などにも嗅いで貰っても無臭とのこと」

気になる口コミの傾向:最も多いのは、香りが期待したほど残らないという指摘で、★1から★4まで幅広く出ます。★3「シャンプー後、洗い流したらシャンプーの香りが残らないです。 拭いたタオルを匂ってみても香りは残っていませんでした。」のように、自分では分からない・他人にも伝わらないという形で書かれることが多いのが特徴です。

一方で、周囲から指摘されたという報告も繰り返し出てきます。★3「使用し初めて2日位に会社の後輩女性からシャンプー変えた?や香りが良いとの評価がありました。」、★5「家族に、あんたいい匂いするけど香水してる?と言われました」。同じ商品で、他人に伝わったという投稿と、伝わらなかったという投稿が両方あります。

持続の申告は2〜3日から2時間まで開く

強さ以上に開いているのが、どれだけ持つかです。

★5「洗ってから2〜3日は大丈夫と思います」

★4「匂いの持続力はそれほどでもなく、頑張って2時間くらいでした」

同じ商品の持続時間として、数十倍の開きがあります。どちらかが誤っているというより、条件が違うと考えるほうが自然です。

分かれ目として、投稿者自身が挙げているもの

読み進めると、条件を自分で書いている投稿が複数ありました。挙げられているのはトリートメントの併用です。

★3「トリートメントとセットで使えば良い香りのママだが、ケチってトリートメントは違うのを使うと意味無し」

★5「シャンプーとトリートメントセットでやれば 匂いはめっちゃ長持ちしますね」

もうひとつ、洗っている最中と流したあとを自分で分けて書いている投稿もあります。★3「使用時の香りは良いが…」のように、洗っている間は良いが流すと消える、という書き分けです。強いと答えた人と、しないと答えた人が、そもそも別のタイミングの話をしている可能性があります。

メーカーはフローラルフルーティ。読む人はそう呼んでいない

メーカーの表示はフローラルフルーティです。そのとおりに★5「このフローラルの香り最高です」と書く投稿がある一方で、★5「香りはフローラルとありますが、美容院で使われてるようなシャンプーの香りです。」のように、表示と自分の受け取りのズレを書き出す投稿も複数ありました。呼ばれ方は「むしろ柑橘系」「ハーブ系のよう」「百合のような」「美容院で使われてるようなシャンプーの香り」「外国人が好きそうな香り」「上品な甘い香り」。★3には「犬用のシャンプーの香りに似ていて」という書き方もありました。

強さや持続と違い、こちらは条件では説明がつきません。同じ匂いを嗅いで、何にたとえるかが人によって違うということです。いい匂いらしいという評判だけで選ぶと、思っていたものと違う可能性があります。

前より弱くなったという声が、年をまたいで出ている

もうひとつ、時期をまたいで同じ趣旨の投稿が出ていました。

★5(2025年)「改めて使ってみてちょっと前より臭いのキープ力や質が落ちてしまった気がします。夜使って2日後の朝でも香ってたくらい強かったのに1日持つか持たないか位になりましたね」

★2(2023年)「昔購入したときは、少しいい香りがすると思ったのですが、残念です」

★1(2021年)「匂いが好きで前に使っていたが今回久しぶりに注文したら匂いが違う…」

2021年・2023年・2025年と、離れた年に同じ形の投稿が出ています。いずれも以前を知っている人が書いており、初めて使った人からは出てこない種類の内容です。

表示されている4.2は、いつ書かれたものか

年ごとに数えると、投稿の時期がはっきり偏っていました。

  • 2018年 16件/2019年 18件
  • 2020年 101件/2021年 57件
  • 2022年 29件/2023年 13件/2024年 13件/2025年 15件/2026年 11件

273件のうち158件、つまり6割近くが2020年と2021年の2年間に集まっています。この時期の本文には、広告を見て買ったという記述が繰り返し出てきます。★5「YouTubeで何回か広告を見たため購入してみましたが」、★5「某動画サイトの広告で出てきたので、購入してみました。」。広告に触れた投稿は24件あり、そのうち20件が2020年と2021年に入っています。本文つきの273件で見るかぎり、この商品への書き込みはこの2年に偏っています。評価そのものは本文のない星だけの投稿も含めた1,904件から計算されているので、同じ偏りかどうかまでは分かりません。それでも、いま表示されている数字が直近の使用者だけのものではないことは言えます。

時期による違いは中身にも出ています。取扱開始月にあたる2018年12月の16件は、容器の構造や泡の粘度を数百字で書いた長文が大半で、香りへの言及は「ほのか」「癖のない」と控えめです。2020年以降に多い、いい匂いとだけ書かれた短い投稿とは、中身が入れ替わっています。

広告で見た印象との落差が、低い評価の論点になっている

★1・★2を読むと、商品そのものより先に広告の話が出てきます。

★1「広告でよく見る女子ウケする香り……では無い。というより、それほど匂いは残らないし何も感じない」

2020年から2021年にかけての投稿に広告経由という記述が集中していることと合わせて読むと、期待の水準がそこで作られ、その落差が星に出ている面がありそうです。香りが弱いという指摘の一部は、商品の性質というより期待値の話かもしれません。

良い評価は、香りと泡立ちの2点に集まる

良い口コミの傾向:肯定側は香りと泡立ちに集中しています。香りは「甘すぎず爽やかに香ります。石鹸系ではありません」「上品な大人の香り」のように、強すぎない方向で評価されることが多いのが特徴です。

泡立ちについては、ジェル状であることに驚いたという書き方が目立ちます。いずれも取扱開始月にあたる2018年12月の長文レビューです。★4「ほんの少量を手に取ったのですが、凄い泡立ちに驚きました。」、★4「初めて使う粘度の高いジェル状のシャンプーですが、五百円大の量でも凄く泡立ちます。」。少量で足りるという書き方が繰り返し出てきます。

洗い上がりでは、ノンシリコンなのにきしまないという評価が中心です。★4「ノンシリコンはギシギシしがちですが全くと言っていいほどThe Shampooはしません」。ただし前述のとおり、きしむという報告も別にあり、ここは割れています。

容器の不満は、★5の中から出ている

匂い以外でまとまった指摘が出ているのが、パウチ型の容器です。特徴的なのは、低い評価に限られないことでした。

★1「点滴パックみたいなフニャフニャな容器は風呂場では非常に使いにくい」/★5「使いやすいかと言われたら、容器が 曲がりやすいから自立させにくいし、 最後の残りを取り出すのに苦労する。」

容器に触れた投稿は20件あり、内訳は★1が1件、★2が1件、★3が3件、★4が6件、★5が9件でした。数のうえでは★4・★5のほうに多く出ています。ただし2018年12月の★5には「(きちんと自立します)」という逆の評価もあり、ここも一枚岩ではありません。

向いている人・避けたほうがいい人

  • 向いていそう:同じシリーズのトリートメントも一緒に使う人。強すぎない香りを探している人。少量で泡立つジェル状のシャンプーを試したい人
  • 避けたほうがいい:香りが長く続くことを最優先する人。香りの系統をあらかじめ決めている人。浴室で自立する容器でないと困る人

洗い上がりについては、きしむという報告としっとりするという報告が正面から食い違っており、リンスやトリートメントを併用したかどうかで結論が分かれている節があります。肌に合わずかゆみやヒリつきが出たという報告も★1・★2にあります。

まとめ

匂いについての評価が割れる商品でした。強さも持続もばらけており、投稿者自身が挙げている条件はトリートメントの併用と、洗っている最中か流したあとかという時点の違いです。

香りの系統の呼ばれ方にいたっては、条件では説明がつきません。いい匂いらしいという評判で決めるより、自分がどの系統を想定しているかを先に考えたほうが、失敗が減りそうです。

ひでの一言

百合のようだと書いた人は★5を付けていました。犬用シャンプーに似ていると書いた人は★3でした。どちらも香りを理由に星を決めていて、嗅いだのは同じ1本です。強さや持続なら、条件をそろえれば近づけられます。ここだけは、そろえようがありません。

— ひで

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Amazonのアソシエイトとして、比較ノートは適格販売により収入を得ています。

この記事を書いた人

ひで

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